2月13日に易経入門講座の第10回が行われました。
易より古い占いでは動物の骨が使われていました。
それを再現しようと骨を用意した受講生がいて、ちょっと盛り上がってからの講習開始でした。
今回の64卦は沢天夬。
この卦の卦辞を考えてくるという宿題が出ていました。
受講生が一文ずつ考えてきた解釈を発表しました。
沢天夬の卦辞は長めで少し複雑です。
ここ何回かやってきたパターンのため、慣れてきた人が多かったように思います。
先生の解説では十二消長卦が再び出てきましたね。
後半は易の発想で物事を考える、という話でした。
陰陽を使って分類・比較するために、基準として太極が必要ということでした。
占いや卦辞は、陰陽と太極の構造を結びつける練習でもあります。
講習では陰陽・太極の構造に分類する練習として、卦の形や意味の印象を皆で列挙。
その共通点や相違点を先生に整理してもらいました。
先生曰く、残り2回と言うことで深く踏み込んだ話でした。
難しいながらも考えるためのツールとしての易が感じ取れる内容だったのではないでしょうか?
今回やった卦の形や意味を念頭に置いて占ってくるという宿題も出ましたね。
皆の前で発表できるような、シビアでなく笑える占的というリクエストなのでよろしくお願いします(笑)。
次回は今年度最終回です。
会場がいつもと違い錦糸町になります。
不安な方は事務局までお問い合わせください。
講習終了後には打ち上げもやる予定なので、そちらも都合をつけて是非!