2025年度基礎Ⅰコース日曜クラス 第1回

2025年度の基礎1コース日曜クラスが5月10日から始まりました。

講師は昨年度から基礎1コースを担当されている手塚達弥先生です。

講習会は受講生の自己紹介から始まり、在学している学校や卒業した学校、積聚治療に出会ったきっかけや学ぼうと思った経緯などを簡単に紹介していただきました。今年の受講生はすでに学校を卒業をされて、積聚治療以外の治療方法で臨床を行っている方が多いという印象でした。

第1回の講義では初めに積聚治療を作った小林詔司先生の紹介がなされ、積聚治療が出来あがってきた経緯など、積聚治療の歴史が説明されました。

そして、基礎理論では、積聚治療で基本となる気の思想と人体観、太極と陰陽の考えについて説明がされました、この基礎理論は初めて聞いてすぐに理解することはとても難しいものです、講習を重ねていくにつれ実技で人の体に触れることと一緒に捉えていくことが大事だと思います。

次に手塚先生による基礎Ⅰコースで習得していく基本治療の手順のデモンストレーションが説明とともに行われました

講習生の中には治療は受けたことがあるが初めて手順をみるという方もいました。皆さん気になったところなどはすぐに質問をされていて積極的な様子でした。

休憩を挟み、次にSJ毫鍼の持ち方、構え方、刺入方法の説明がされました。

SJ毫鍼は一般的な銀鍼と比べ鍼先が卵型であるため抵抗が強く刺入するのが難しくなっています。手塚先生が一人ひとり構え方から持ち方、圧の加え方を細かく指導がありました。

そしてこの後に実際に鍼に触れて実技練習を行いました。今回は受講生がペアになりお互いに委中穴を用いて刺入練習を行いました。

第1回の基礎Ⅰコースはここまででした。

1回目の内容は積聚治療でとても大切にされている内容になっています。

これから進んでいく講習会で、実技の練習も含めて、その中で少しずつ考えを深めていきましょう。

また、鍼の刺入練習も併せて行いましょう。

助手 川浦 渉太

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