第8回目の基礎1講習会が行われました。積聚治療の手順は前回の講習会で一通り終わっているので、今回は実技がメインとなりました。
一人1時間ずつかけて、実際に治療をします。指標が取れて体が変化し、主訴の改善もみられました。
脈診、指標の取り方、背部兪穴の取り方や反応点の見つけ方は、まだまだ難しいようでしたが、講師の先生に直接確認していただいて一人一人教わることができるので、講習会の時間内にしっかりと上達できます。
少人数の講習会ならではの濃い実技内容でした。
手順を忘れないように、学校や家庭でも積極的に積聚治療を使ってみましょう。治療していて指標が変化しにくいときは、あまり粘らずに進めていったほうが良い場合もあります。手の感覚が育つまでは、小さな変化に気付くことができません。決まった時間内で一通りの手順を終えてみることがまずは大切です。
助手 笹木 美南