2012年度応用コース第5回報告

応用コースの報告が連続投稿されている!と思う方もいるだろうが、その通りです。怠けてすぐにアップしてなかったものをまとめて報告します。

で、第5回は4回目の指標の続きでした。そうです、予定では指標のつづきでしたが、話は広がり補助治療にまで!こんなの初めて(-_-;)。

というか、補助治療の説明もいっしょにしたほうが分かりやすいと言った感じでしょうか。現在行われている補助治療の多くは、基本治療である背部兪穴の治療で十分に精気の虚を補えなかった場合に、その名の通り補助的に用いるものです。とくに、この補助治療を用いるのは外傷がメインです。外傷は直接患部を損傷していることを意味し、原因はそこにあるので、そこにある問題を解決するというものです。手段としてはそこに直接アプローチするもの(ムチ打ちなどへの項部刺絡)、そこから少し離れたところにアプローチするもの(足関節捻挫への井穴)です。また、背部兪穴を用いる意味から任脈の意味を考え、任脈の穴を用いたりします。これらは、すべて毫鍼や灸によるアプローチも可能ですが、やはり部位によっては刺絡や知熱灸が必須になってきますし、そして、またか!と思うかもしれませんが、意識(鍉鍼)が必要になってきます。

やたら意識について述べているのは、他でもない、第3回~今回までのブログを一度に書いているからです。それと、やっと意識のことが「少し」わかってきて、積聚治療が面白くて仕方ないという私の状態もあるのです(笑)。意識最高(-_-)/

ちなみに、この原稿を書いている只今の時刻は4時28分です。眠いのを通りこしてきた。週末には夏期学生セミナーを控えてます。少しでも多くの学生さんにこの治療の魅力を伝えたいなーと思います。ってなわけでおしまーい。

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