基礎1コース北海道クラス第2回

2015年6月7日(日)2回目の講習会が行われました。
北海道は最高気温16度と寒く暖房を入れての講習です。

前回の宿題の委中の刺入練習…鍼の持ち方が不安定、曲がってしまう、刺入できたけど痛みがあった、などの報告がありました。

講習前半は、、『気の概念に基づく』治療法の復習と、『指標・腹部接触鍼』についての講義。
病気の原因は「精気の虚」、治療の目的は「精気の虚を補う」、瀉はなく補のみ、などなど…受講生の皆さんは、初めて聞く考え方のようでした。

後半は、膝周囲の指標の触り方、腹部接触鍼について、先生のデモと説明。
その後、皆んなで指標の触り方を練習。
学生の方は、解剖の知識も含めて、人の体を触る機会を増やしていくと良いと思います。

次にペアになって、膝周りの指標を確認し腹部接触鍼、再度指標をチェックして変化を確認…「柔らかくなってる!」「硬いのなくなった!」の声が(笑)
初めは自信なさ気の皆さんでしたが、自分のはり刺激の結果を体感し、積聚治療の面白さを感じたことでしょう。

最後に、委中の刺入について鍼の持ち方や角度などを再確認、あっという間に講習は終わりました。
次回は6月28日、痛くないけどちゃんと変化させる接触鍼、しっかり練習してきてください。