基礎1東京日曜クラス 第3回報告 その1

こんにちは!聴講助手の佐藤です。昨日6月7日(日)、横山季之先生による、基礎1東京日曜クラスの3回目の講義が行われましたのでご報告させていただきます。

今回の講義の中心は、「脈診」と「脈調整」。
まずは正しい診察をするためには「正しい指の置き方」ということで、スライドの絵を参考にし、受講生全員に指の位置を確認してもらいました。
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その次は、「脈の診方」の講義です。
具体的には「陽脈」「陰脈」「中脈」の定義について話されましたが、脈診は「脈に立体的な内容を含む」からこそ難しい技術だと思います。
ですから、それを少しでも理解してもらうために、一つ一つ丁寧にポイントを絞った講義が行われました。
そしていよいよ「脈調整」、ここから実技の内容に入ります!
受講生の皆さんは、脈診としては珍しい「指を伸ばしたフォーム」で診ることに大変苦戦しておりました。
そんな中、今回の講義で先生が強調されていたのは「脈調整に執着しない」ことです。
「脈調整」で全て変えようとか、いたずらに時間をかけないということでした。
ここでも積聚治療のターゲットが脈ではなく「精気の虚」ということを再度強調されました。
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また「接触鍼」でも「脈調整」でも、単に刺すのではなく「患者さんの負担にならない鍼の構え方」も強調され、治療効果は出すのはもちろん、より患者さんの立場に立った実践的な講義だと感じました。

次回は7月5日(日)13:00- 少し時間は空きますので、次の講習までしっかり練習してみてください。次回も宜しくお願いいたします。

基礎1日曜クラス聴講助手 佐藤