基礎1東京日曜クラス第8回報告 その1

こんちは、聴講助手の佐藤です!
2週間前の講義のメインは補助治療のひとつである「四肢のツボを使った積の調整」でした。DSC02156復習となりますが「補助治療」とは、背部までの治療手順である「基本治療」を行っても精気が補いきれなかった時に行われます。
そんな「補助治療」にはいくつか種類があって、前回は「四肢のツボ」でしたが、今回講義のメインとなったのは「季肋部(募穴)を使った積の調整」でした。
季肋部1「募穴」というと、一般的な鍼灸治療の考えでは胸腹部にあって、使用する目的は臓腑の診断や臓腑を治療するために用いられます。
しかし積聚治療で募穴を用いる目的は、いつも通り精気を補うことで、さらに一般的な考えと異なるのは季肋部にあるツボを「募穴」として用いることです。DSC02174何故季肋部にあるツボを募穴として用いるのか、その理由が気になる方は是非講習会にご参加下さい。
説明の後は横山先生によるデモです。
季肋部は不快なところということで、細かく腹診の際の指の当て方や、刺鍼の方向などを説明されました。

次回は11月8日(日)、今年度の基礎1講義も残すこと、あと2回となります。ですから受講生の皆さんは沢山練習して、是非先生に質問をして欲しいと思います。

基礎1日曜クラス聴講助手 佐藤