基礎2土曜クラス 第4回報告 その2

基礎2土曜クラス聴講助手の桂田です。
7月18日(土)に行われた講習第4回目の報告です。

今回は後天因、特に捻挫の話から始まりました。
捻挫は一見すると外傷ですが、背景に精気の虚があることで捻りやすくなっていたということがポイントです。
補助治療としては井穴と指間穴が紹介されていました。ファイル 2015-07-22 18 00 20

他にも魚の目、痛風などの補助治療や症例の話もありました。
外傷以外の症状は、全体の問題なので身体が変わらなければ再発するということでした。
基本的には全身の治療をして、間に合わない時には紹介された補助治療です。
「身体の声を聴いてやりたいことをやってみる」ということも、今回も重要になってきそうですね。ファイル 2015-07-22 18 00 50

実技ではテイ鍼での基本治療と曲骨への透熱灸でした。
テイ鍼での施術は丁寧に、患者さんにテイ鍼だと気づかれないようにすると効果があるということです。
曲骨へのお灸は「鍼灸師ならやられてみないと」ということで全員が体験!
熱感と効果を身をもって知ることで、患者さんへの補助治療として使いやすくなったのではないでしょうか?ファイル 2015-07-22 18 02 20

最後におまけとして魚の目のお灸の実演がありました。
過去の太子堂タイムズスクエアにある通り、魚の目の核を取り除いてからのお灸です。
文で読むだけでなく、お手本を見ると理解が進みますよね。
皆さん食い入るように先生の手つきを見ていました。
ファイル 2015-07-22 18 02 58

講習の後は懇親会です。
受講生の皆さんは原先生を囲んで盛り上がっていました。
「飲みの席での話こそ本番」という話は色んな先生から伺います。
今後、基礎2でもそのような機会を増やしていきましょう!

基礎2土曜クラス 聴講助手 桂田大輔