基礎1北海道クラス 第7回

8月23日(日)に、北海道基礎1コース第7回目が行われました。
北海道は、朝・夕とすっかり涼しい気候となり、北海道の短い夏から秋へと移り変わってきました。

今回の内容は、基本治療と補助治療でした。
基礎1では、基本治療と補助治療、カルテの記入を終えて、1時間以内を目標にすること。

まずは基本治療の時間短縮が第一目標ですが、指標の変化を見極めること、同じ指標を同じ位置、姿勢、手、指、方向、強さが大事でしたね。

そして、接触鍼や背部治療などの一つ一つの手技の積み重ねにより、鍼の影響力も大きくなります。一つとして無駄な手技はありませんが、無駄な動きや動作は減らします。

さて、基本治療が何よりも重要なことはもちろん、基本治療だけで終わらせることが最良ですが、まだ治療を始めたばかりの時は、基本治療だけでは精気の虚が補いきれず、主訴もあまり変わらない場合があります。そういう時は、補助治療も積極的に使っていきましょう。

実技は、一通り先生のデモを見てから、お互いの治療を行いました。

なかなか、指標が変わらなく、苦労している様子が伺えました。なぜ、変化していかないのか?接触鍼は、しっかりできてますか。指標は、的確に触れてますか。お互いに練習する時に、患者役に聞いて、指標の触り方や鍼の当て方、押し手の強さなどを確認して練習していきましょう。

次回は9月13日(日)、鍉鍼による基本治療です。上手く使いこなせば、とても頼りになる鍉鍼ですので、お楽しみに。鍉鍼をお忘れなく。
(瀧田)