応用Ⅰコース日曜クラス 第5回

急に涼しくなった今日この頃、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
積聚会も夏のイベントである夏期セミナーも終わり、いよいよ次のイベント35周年に向けて始動!?といった感じです。(詳しくは後日発表になると思いますのでお楽しみに!)
。前回の第5回応用Ⅰコースは7月19日に行われ1カ月以上経っているので、ここで前回の講義のポイントだけ確認しておこうと思います。
前回(第5回)の内容は、刺激についての講義でした。
主に背部兪穴の選択の仕方・道具の選択の仕方です。この部分は、患者の精気の虚の状態をしっかり把握した上で決定されていきます。鍼の刺激と灸の刺激についてと精気の虚と刺激の関係もスライドで分かり易く説明がありました。ポイントは・・
鍼刺激とは:精気を賦活する。
灸刺激とは:精気に熱(力)を与える。
鍼灸刺激の透過性:弱い刺激ほどその影響は浸透し易い
でした。

治療をしていて治らない場合、①他のツボを使う。②刺激を強くする。もしくは、刺激する時間を長くする。というのが、一般的ですが積聚治療では、弱い刺激ほど鍼の影響が浸透し易いと考えて、てい鍼に変えたり、治療時間を短くするよう工夫したりします。
受講生の中にも、自分はついつい治療が長時間になってしまっていたかも・・・という人が何人かいました。また、鍼と灸どっち使おう・・?と悩んでいた人にはかなり参考になったのではないでしょうか。

写真1)講義の様子。
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写真2)先生の指の先のスライドを拡大すると・・・
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写真3)まだまだ講義は続きます!
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写真4)刺激についての講義を踏まえて、お互い治療
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第6回応用Ⅰコースは明後日、日曜日になります!
応用Ⅰコース日曜クラス助手:田坂