基礎2日曜クラス 第4回報告 その2

2016年7月10日(日) 狛江市の太子堂鍼灸院で高橋大希先生による第4回目の基礎2クラスがありました。

「積聚治療をやっている人でいまひとつ壁を乗り越えてないなという人は、だいたい一般的な補助治療を使えていない 使ってない 使い方がわかってない傾向があるとの話がありました。 現在、小林先生は一般的な補助治療はほとんど使うことはないかもしれません。でも、いざっという時には使いますし、使ってきて今がある。今の小林先生の治療だけみて真似しようとしても、なかなか精気の虚を補いきれませんので、ぜひ一般的な補助治療を積極的に使って十分に精気を補っていきましょう。そして基本治療をやりながら主訴が変わらない、積が変わらない、指標が変化しない時には補助治療を使わなければダメだと切りかえてもらって、どの補助治療が必要か考えながら治療してください」と高橋先生は説明されていました。

すべての症状は精気のお虚を表す指標として考えるのが積聚治療の特徴です。

そして指標を上下、内外、浅深などの陰陽で把握することで精気の虚の程度を整理することができます。

例えば上下と浅深の陰陽で考えれば、陰の病症で単純な筋肉の問題、運動器の問題であれば陰の中でも浅い所の問題になりますし、泌尿生殖器系のなど内蔵の問題がある場合は同じ陰の部分の中でもより深い所の問題と考えていくことができますので、冷えが運動器系の疾患よりも、内科系疾患の方が深い所まで入っているので精気の虚の程度も強いだろうと想定できます。

陰の病症は腸骨稜、志室、委中、委陽などがとても重要な指標であるし、治療点にもなります。

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今回は基本治療をしても腸骨稜や志室の指標が残った時は補助治療として灸頭鍼をしました。

腸骨稜や志室の灸頭鍼で肩井や肩周りの指標が変わってくることにビックリしていた受講生もいたようでした。

冷えが下から上がってくること、鍼やお灸の治療効果は全身に伝わること、そして灸頭鍼などの補助治療は精気の虚を補う力が強いことを体感できたのではないでしょうか。

堀部