易経入門講座 第4回報告

7月9日(土)に易経入門講座の第4回目の講習が行われました。

易経入門講座では毎年7月に筮竹を使った易占を行っています。
易占を行うと、八卦を重ねた記号である64卦で結果が現れます。
そこで今回は占う前に64卦の基本的な知識の解説がありました。
卦名の法則、爻の呼び方、筮前審事(情報の整理)、読みやすい占的(占う事柄)などです。
特に占的の決め方は、例年以上に実践的なコツの紹介でした。

後半では実際に筮竹を使って占いです。
筮竹を使うやり方には、代表的なところで本筮法・中筮法・略筮法があります。
本講座では周代由来といわれている本筮法を行いました。
元は儀式の性格もあるため複雑で時間のかかりますが、易の原理を学ぶやり方でもあります。

以前は筮竹などを易占の道具を売っている専門店があったのですが、ここ数年は手に入れるのも一苦労になりました。
そこで他のもので代用したり、木などで自作した人もチラホラ見かけます。
今年はケロク器(筮竹を置く道具)をレゴで自作した方が!
パーツさえあれば他の道具を作れるかもしれませんね。

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本講座では毎年12月に翌年の運勢を占う年筮を行っています。
その際にも本筮法を使うはずなので、しっかり練習・復習をして置いて下さい。
1~2年目の方は宿題の提出もお忘れなく!
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宿題の提出フォームをHPにも用意しました。
ぜひご利用ください。
(もちろん先生へのメールでも大丈夫です)
http://shakuju.com/eki_homework