基礎Ⅱ東京日曜追加クラス 第2回

基礎Ⅱ東京追加クラスの第2回が、5月28日(日)、狛江の太子堂鍼灸院で行われました。第2回の講習会では、その補助治療を用いるにあたって必要な陰陽(上下・深浅・内外・陰陽)による人体の見方を学びました。特にこの回では、人の身体を「上下」で見た時の陰陽に注目して、陰の病症(人体の上下で見た時の下の病症)の指標と補助治療について学びました。
陰の病症で確認していく指標には、
腰部:椎間、脊際
臀部:腸骨稜、仙椎、仙腸関節
下肢:委中、委陽、大腿骨内側上顆、陰陵泉、膝関、曲泉、崑崙、太渓
などがあります。指標の触り方のデモがあり、お互いに治療をしながら、これらの指標を確認していきました。また、確認する指標が多くなっても、治療時間が伸びないようにと注意がありました。

講義中、高橋先生が「知っているのと、覚えていて使えるのとでは違う。」とお話されていました。基礎Ⅰの時と比べ確認していく指標がぐっと増えて覚えるのは大変かもしれませんが、まずは腰部、臀部、下肢の指標を覚えて、使えるようになりましょう。

6月18日(日)は第3回が行われます。
補助治療の部位や方法はテキストP64~67にまとまって載っていますが、いよいよその補助治療をどのように選択していくのか?という内容に入っていきます!
基礎Ⅱ東京追加クラス助手:田坂里織