9/9(月)に、応用1コースの第6回目を行いました。
応用1コースの本題の「問診力を高める!」の問診の内容の続きをやりました。
裏面上部の既往歴で重要になるのが症状を時系列に整理して聞くことです。時間を整理するには社会歴が大事になります。社会歴(住居環境、仕事、職場環境、家庭環境、趣味など)を通じていつから症状が見られるのかが分かることがあります。
また、生まれた時の状態、出生児の記録も生命力の低下(精気の虚)の原因を知るうえで重要になります。帝王切開、鉗子分娩なども生命力の低下(精気の虚)と関係が深いと考えます。患者さんにも生命力の低下(精気の虚)の原因を考えてもらえるような問診をしていけると良いですね。
次に、初診カルテの裏側の項目を1つずつ解説していきます。今回は、二便について。患者さんから得られる情報をうまく指標として捉えられ、熱、実(陽)・冷え、虚(陰)の病症を整理出来るかがカギになります。
問診は、「習慣」と「新規」に注目して問診していきましょう!
飲食も毎日行う。日に3度も身体(精気)に影響を与えるものですし、二便も月経もしかり。身体から排泄・排出・出血をする状態から精気の状態を推し量る重要な情報になると考えて問診しましょう。
次回は、9/30です。引き続き、病因の探り方を紹介していきます。