本日から大阪基礎Ⅰクラスがスタートしました。
朝9時の電車で羽田空港に向かい、10時半のフライト。伊丹空港に着いてリムジンバスで新大阪駅へ。地下鉄に乗り、大国町で乗り換え、会場のある花園町の駅に着いたのが12時40分。そこから歩くこと10分で会場に。腹減ったので、会場前のローソンで昼食購入。一緒に指導にあたって下さるT先生にロビーで会い、会場へ。13時10分でした。随分時間がかかっているように感じますが、ちょこちょこ乗り換えをしている爲か、意外と疲労感がない。
さて、第1回目の本日は基礎理論。積聚治療の理論の根底にある「気の思想」と「精気の虚」について。初めて聞く人も何回目の人も、理解するまでは時間のかかるところです。積聚治療の臨床を通してだんだんわかってきますので、今日理解できなかった人も、まだわかっていない会員の方々もあせらず、ゆっくり学んでいきましょう。
さて、実技ですが、例によってSJ銀鍼による委中刺入を通して、鍼の持ち方と積聚治療における基本的な「鍼の仕方」を練習しました。「鍼の刺し方」と表現しないのは、必ずしも刺すわけではないから。でも積聚治療は刺さない鍼で、優しい刺激の治療ではありません。その効果を実感すると見た目とのギャップに驚きます。会長がよく言っていますが、刺入深度と治療効果は比例しないのと一緒ですね。
そして、接触鍼。頭でわかっているのに体がついていかない!と皆さん言っていましたが、そんなもんです。皆さん有資格者で、鍼に触り慣れているので、新しいことを習ってすぎにできないことに疑問を持ちますが、どんなお稽古事も最初はそんなもんです。次回までに「爪楊枝」を使って、ゆっくり丁寧に、そして確実に接触鍼の練習してきて下さい。
写真は「鍼の仕方」のイラスト。鍼の効果はまずは刺激です。刺激のコントロールをイラストにしました!わかるかなー(笑)業界の有名人(故人)、平田内蔵吉(ひらたくらきち)先生の本を読んでて気付きました。さすが、東洋医学の革命児。