24日(土)に五回目の土曜基礎Ⅰ講習が行われました。日曜基礎Ⅰと月曜基礎Ⅱの報告のあとになってしまい、投稿遅くなってしまいごめんなさい。
今回ももちろん全員参加。講義では四肢のツボの説明と、実技は腹部接触鍼から脈調整、腹診、背部兪穴治療、積と脈の確認、そして肩井までと治療手順を追ってお互いに治療をしあいました。カルテも書きながら、みなさん頑張っています!!
受講生の方の質問に「指標の変化がわからない場合はどうしたらいいか」というものがありました。それに答えてD先生は、指標を増やすこと、指標の触り方を工夫すること、そして指標だけではなく主訴がどう変化しているかも確認することと仰っていました。主訴の変化も立派な指標のひとつです。また志室などの指標、冷えが積み重なっているところをきちんと触るからこそ、その深い冷えに影響を与えられるように、精気の虚が補われるように鍼をすることによって、結果として指標も取れていくのです。指標を丁寧に触ることによって、治療効果もあがっていくのです。
指標の触り方や接触鍼、押し手、積の探し方、背部兪穴の取穴、脈の見方などなど気になることは盛りだくさんだと思いますが、今は一通りの治療手順を繰り返して身につけ、色んな方に治療をしていくことが大切だと思います。その中で、自分の中でテーマを決めて特にそれに注意してやっていけたらいいですよね。夏にいっぱいいっぱい練習して、九月にD先生に気になることをいっぱい質問してみてください。あ、学生の方は、8月に学生セミナーもありますね。ではみなさん、よい夏休みを♪