易経入門講座 第4回

7月9日(土)に易経入門講座の第4回が行われました。
この講座は鍼灸治療に易の哲学を活かすための講座です。
しかし、易を修めるためには占いもかかせません。
今回はいよいよ易で占う方法が講義されました。

易で占う方法はいくつかある中で、今年は本筮法が取り上げられました。
中国の朱子がまとめ、日本では江戸時代から知られるようになった方法です。
易の占い方の中でも儀式の側面が大きいということで、準備からしっかりと教わりました。
道具を並べて集中をした後、筮竹を扱っていきます。
詳しい方法はブログには載せきれないので、本やプリントを見てみて下さいね。
ファイル 2016-07-19 23 32 45

筮竹を使って卦が出たら、それを実際の状況と当てはめます。
そのため には何が問題なのかをはっきりしておくことが大事。
これは問診につながる話です。
五法(筮前審事)を使って合理的な判断をした上で立卦ということでした。
ファイル 2016-07-19 23 31 20ファイル 2016-07-19 23 31 54

講習で実際に本筮法をやった方はわかると思いますが、とても複雑です。
宿題が「本筮法で占って先生に送る」なので、復習になりますね。
講習中に公開されてもいいよう、深刻ではない問題でやってみて下さい。

次回(9月)は会場が変わるのでお間違いなく!
不安な方は積聚会事務局までお問い合わせください。