基礎1コース 東京土曜クラス 第4回

基礎1コース東京土曜クラス助手の桂田です。
6月23日に行われた第4回目の講習の様子をお届けします。

今回はいよいよ腹診。
積聚治療の腹診では、腹部接触鍼・脈調整を行っても残っているお腹の異状(痛み・固さ・拍動)を探っていきます。
このお腹の異状=積がどこの位置にあるかによって腹症が決まります。
そのためにはお腹を5つの領域に分けなければなりません。
実技の時間では、ペアの方のお腹を区分することに挑戦しました。
受講生の皆さんは一生懸命ペアの方のお腹を触って、領域の境界の目安となる骨や経絡・経穴を探していました。
途中のペア替えもあり、人によってお腹の様子が全然違うということを実感できたと思います。

ここで決めた腹症に、今後の治療方針は従うことになります。
次回以降の背部の治療を有意義に行うためにも、早く腹診に慣れる必要があります。
受講生の方々は色んな人のお腹を触って練習してみて下さいね!