基礎1コース北海道クラス第6回目(2023.9.10)

今までの復習から始まりました。

孔最の鍼は自分の中で基準をつくって確認をする。10秒ごとに確認する、10プッシュごとに確認するなど。)

心積は胸部と腹部の境い目の無い人もいて、良く触ってみると痛みがある場合がありますが、見落としがちなので注意が必要。

2行線は起立筋の外縁で骨の上にとる。

指標は後頚部、肩井、志室、秩辺、I1~5、委中、委陽を診る。

志室は痛みが無くにぶい側があればにぶい方を患側とする。

10秒ごとに指標を確認して指標が動かなくなったら次のツボに移る。

坐位での肩井への鍼は巨刺になりますが、これはやる人とやらない人がいる。やらない人は左右差の無い人、妊婦、陽虚の人。陽虚の人は肩井の鍼で一気に気が下がってしまい気持ち悪くなる場合があるので注意が必要。

以上を踏まえて実技。

前回までで背部兪穴の取り方まで習っているので基本治療の流れは分かっていると思いますが、まだ頭で考えないと手順が出てこない段階かと思います。

接触鍼でも背部兪穴でも、鍼をしたら必ず穴を閉じることが基本になりますが、手順に気をとられているとそういった細かい動作が疎かになりがちでした。

ですが、いきなり全部の手順を覚えて細かい動作もしっかり出来るかと言えばそれも難しい話なのです。(出来れば素晴らしいのですが)

まずは手順を覚えること、更には考えなくても手順通りに手が動いていくこと。

押手刺手の構え方と最後に穴を閉じること。

この辺が出来たら次は一つひとつの手順を深めていけば良いのではないかと思いました。

9月は毎週3回連続して講座があるので復習するのも大変かと思いますが、残すところあと4回です。

疑問に思うことや分からない事があったら早めに質問して解決していきましょう。

北海道美瑛町の観光地。「白金青い池」

(6回目助手 横井雅子)