こんにちは。
今日のブログは、助手担当の高橋おくります。
4回目を迎えた日曜コースですが
今回は、積聚治療の代名詞?腹診に入りました。
伊賀先生の振り返りからご紹介しますが
「陰陽」という言葉が前回出てきましたね。
陰陽は単体である訳ではない。
上=陽では無く。あくまで下と対になってみている。
詳しくは基礎Ⅱでやっていく。そんな内容でした。
脈診で、陰虚、陽実という言葉が出てきましたが
積聚治療では、この陰陽という言葉と概念が重要です。
この陰陽を
腹部の異常を表す言葉に置き換えると
積聚=
聚→浅いー陽
積→深いー陰
という見方になります。
腹部接触鍼+脈調整までで聚を取った訳ですから
腹診の際には積しか残っていないとなるわけですね。
この際に、積には
動・牢・痛積という種類があってそれぞれに優先順位がありましたが
先生の言った通り
まずはアタリをつけて触診が出来るように探っていくのがポイントです。
区分方法もしっかりと身につけ
頭で考える前に体で動けるくらいまでやっておきましょう。
腹診は、キモです。
そして、背部の区分についてもやりました。
椎骨、肩甲骨、骨盤、起立筋など
解剖学的にもしっかりと知識がありながら、触診ができないといけませんからね。
「必要性を少しでも感じたら、その瞬間に自分で学び始める」
これが、治療家としての自立のコツです。
この基礎一日曜コースは
夏前までに基本的な治療が終わりますが
今、皆さんは本当に伸びる時期ですからね。
ガンガン練習してください。
自分でガンガン練習してるな〜。
って具合じゃまだまだです。
講師陣に、それはガンガンやってるレベルだね。
と認められるくらいまでやってみましょう〜。
この10回の講習会を
受け身でいるか、攻めの姿勢でいるかは結果が違いますからね。
ぜひ、楽しく頑張っていきましょう。