易経入門講座 第10回

2月15日(土)に易経入門講座の第10回目が行われました。

この講座の講師である藤原先生は、2月8~9日に開催された積聚会学術大会にて「積聚治療から見る東洋的な生理観と金元医学」という講義をしました。
今回はその続きで、東洋哲学でいう窮理に易(や他の東洋思想)がどのようなスタンスで挑んでいるかという話がありました。
そして易の記号(陰陽)による窮理の延長で、鍼灸治療や占いはどのような考え方ができるかというところまで踏み込んで解説がありました。
鍼灸師がなぜ易を学ぶか、というテーマを考える一つの大きなヒントになったのではないでしょうか?

大成卦は「風水渙」「水沢節」「風沢中孚」「雷山小過」です。
今回は趣向が変わり、八卦が上卦・下卦それぞれにある時にどのような意味合いを持つかということに着目しました。
今回取り上げられなかった八卦についても各自で検討してみると面白いですよ!

占いでは今回も射覆を行いました。
時間があまりない中での挑戦でしたが、受講生に一人ピッタリあてた方がいました!
次回の占いでは筮竹を使って中筮法を行います。
受講生の方はお忘れないようお願いします。