易経入門講座 第5回報告

9月2日(土)に易経入門講座の第5回が行われました。

易の原典である『易経』は、2000年という長い歴史をもつため、時代によって様々な解釈がされています。
その変遷を踏まえつつ、『易経』という書物の説明がありました。
ちなみに、その中でも現在日本で出版されている『易経』は『周易正義(唐代)』系統と『周易本義(宋代)』系統の2パターンに分かれているそうです。

その後は『易経』の主役である重卦(大成卦)。
3年1クールのスタートである今年は、1番最初の卦から始まりました。
重卦を解釈するために必要な応・位・比などの解説とともに、乾と坤という卦が取り上げられました。

最後は夏の宿題の占例です。
受講生が実際に本筮法で立てた卦を、改めて皆で読んでみました。
占例の勉強は易に馴染むためにとても有効です。
受講生の方は宿題でなくても色々と占ってみて下さい!