2025年5月17日に積聚会事務局で基礎Ⅰ土曜クラス第1回目の講習会が行われました。
講師は酒巻周史先生。助手は小幡智春先生と高木が担います。受講生は16人と大所帯となりましたが全員出席で幸先のいいスタートです。
まずは自己紹介。遠方から来られている方や臨床経験も長いベテランの方、学校の教員をされていた方から鍼灸学校の学生まで幅広い年齢層と経歴の方が集まり、とても活気ある賑やかなクラスになりそうです。

早速、今年リニューアルされた教科書を使い授業が始まりました。まずは積聚治療を考案した小林詔司先生の紹介、基本治療の手順や基礎理論について酒巻先生の講義がありました。気の概念など、学校で学ぶ概念と少し違うので混乱するかもしれません。先生に質問して、そういった相違点をしっかり確認していました。
次に基本治療デモです。助手の小幡先生が患者役となって酒巻先生が治療するのをみんなで見学しました。熱心に先生の手元を覗いたり、メモを取ったり、質問もたくさん上がり、積極的に吸収しようとする気持ちが溢れていました。
休憩を挟んでいよいよ実技です。SJ毫鍼の持ち方構え方の講義の後、委中刺入の練習をしました。押手の構え方や鍼の持ち方など、初めての挑戦に苦労している様子が伺えましたが、みなさん先生のアドバイスをしっかり聞いて実践していました。次回までの課題をそれぞれ把握できたと思うので、ぜひ練習してきてください。