みんな違う?

一見すると、講師の先生によって、同じ積聚治療でも、違いがあるように、見えてしまうことが、あるようです。

派閥???

生徒の間では、まことしやかに、そんな言葉が、ささやかれているような、話を耳にしました。

先日の合宿の折、講師の先生方で、こんな話をしていました。

積聚治療が、身に付いているか、いないのか、治療を見ると、すぐにわかる。

講師達は、治療する上で、見ているポイントが、ほとんど同じだから、受講生の評価が全く同じになる。

ところが、積聚治療に慣れていない人は、重要度のポイントが、ずれているので、すぐにわかってしまう。

各講師の治療は、そこが一緒なので、一見違うように見えていても、実は、同じ積聚治療だと言えるのです。

確かに、それぞれ、体の大きさに違いがありますから、見た目の動きに、違いがあるのは、あたりまえの話で、

私など、お師匠様の様に、手を使いたいと思っても、寸足らずなのは、どうにもならない。

工夫するしかない、ということになります。

でも、自分勝手なオリジナルな治療をしているわけではなく、積聚治療をしているのです。

例えて言うなら、卓球をする時に、自分の手に馴染むように、ラケットのグリップを少し削ったり、各自工夫をしているのです。

けれどもそれは、決して、卓球をテニスに変える、という変更では、ないのです。

まだ、治療の勉強を始めて、日が浅かったりすると、明らかに、テニスをしていたり、下手をすると、ただ走っていたりして、ボールすら使っていなかったりします。

先日、こんな相談を受けました。

先生、今度、別の曜日の、講座に出てみたいんですけど、でも、先生に悪いかと思って。

ぜんぜん悪くありません。

どんどん、色々な先生の講座に出て、それぞれの先生の工夫を、学んでみてください。

きっと、ものすごく、得るものがある、と思います。

ついでに、言えば、

講師達は、みんな兄弟みたいに、仲が良いので、どこへ行こうが、誰も何にも言いませんよ。

私自身も、お師匠様から、どこへ行くな、とか、何をするな、とか、一度も言われたことがありません。

総務部セミナー担当課長補佐心得見習い

追伸、カロリーオーバーに注意しましょう。