基礎1東京日曜クラス第8回 報告その3

こんにちは。基礎1東京日曜コースを聴講している小林隼人です。
先日(10/16)、第8回目の講習会が行われました。講師は横山季之先生です。
今回の講習会の内容は「季肋部下縁のツボを使った補助治療」です。

積聚治療では、病の原因を「生命力の低下=精気の虚」と考え、
「生命力の低下=精気の虚」を補うことを治療の目的としています。

しかし、基本治療だけでは「生命力の低下=精気の虚」が補い切れない時には、
補助治療を行って、補い切れなかった「生命力の低下=精気の虚」を更に補います。

その補助治療の手段の1つとして、前回「四肢のツボを使った補助治療」が紹介されました。
そして、今回の講習会では、「季肋部下縁のツボを使った補助治療」が紹介され、
また1つ治療の引き出しが増えました。

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基本治療の手順はもう皆さん完璧のようです。
脈診・脈調整をする姿勢も皆さんピタッと揃っていて、見ていて気持ち良いです。

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再診カルテの記入もスラスラと・・・。

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講義で、横山先生の臨床経験の中でも、「患者さんの精気の虚の状態や治療の刺激量などを考慮すると、
季肋部の治療を使うことはかなり少ない」と仰ってはいましたが、
出来るけど、あえて使わないというのと、出来ないから、やらないのとでは、大きく違います。
前回紹介された「四肢のツボを使った補助治療」や今回の「季肋部下縁のツボを使った補助治療」も含め、
教わった補助治療を最大限使って、まずは積が消せるように臨床や練習を重ねていきましょう。

基礎Ⅰ東京日曜コース聴講生 小林隼人