6/3(土)に応用2コース2回目が行われました。
原先生も段々エンジンがかかってきた感じです。意外と気圧が低い日でしたね。
さて、講義は積聚治療のコアな部分の説明でした。
積聚治療は、東洋思想(哲学)における鍼灸治療を行うことを目指しています。そこで東洋思想というと、やはり外せないのが「気の思想」です。そして「気」の状態をあらわす言葉に、「陰陽」や「太極」という言葉があると考えることが出来ます。
その「気」という言葉を紐解いてみると、「易経」の繫辞伝にある「精気為物」という言葉があり、人体が精気で成り立つという東洋的な人体観を確認することが出来るでしょう。
原先生は、「生命は、生命体をつくる」という言葉で説明されていました。
また、「易有太極」ともあり、「太極」という言葉が、物の始まり・変化の始まりをあらわし、「陰陽」という状態の前には、必ず「太極」があると理解することが出来るでしょう。
実技では、いよいよアルコールランプを使った吸角手技の練習に入りました。
練習では、督脈上に吸角を並べていきます。
火を使うことでいつもより緊張してしまい、冷静さが欠けていつもと違うことをしてしまうことが多く見受けられます。落ち着いて、丁寧に素早く行う動作を身に付けて欲しいと思います。
次回は、7/15(土)
1カ月以上時間がありますので、いっぱい練習して、上達した姿を見せてくれることを期待しています。
火を使いますので、くれぐれも火事にはお気をつけ下さい。