本日、狛江太子堂鍼灸院にて、応用Ⅰコース木曜クラスの第6回が行われました。
8月は夏休みなので、約1カ月空いての講習会です。今回の内容は初診の問診から治療までです。
太子堂鍼灸院の研修生は、初診の患者さんの問診時間は30分、治療時間30分の合計60分が初診の患者にかかる時間の目安です。
今回は、みなさん初めてなので、問診時間40分、治療時間30分、カルテの記入などに20分の合計90分で行いました。
問診のポイントの1つ目は、病の原因を探ること。常にこの患者さんの生命力の低下は何によって起こっているのかを考えて問診を行うことです。
2つ目は、あらゆる情報を指標となるよう聞くこと。治療前と比べてどうかをしっかり把握できるように(例えば手が痺れるという主訴であれば、どちらの手のどこの部分で、どこからどこまでがどんな感じなのかなど)聞いていくことはとても大切です。
早速、問診からスタートです。
問診が終了したら、治療に入ります。
治療後はカルテの記入に入ります。実際、初診カルテは問診をしながら書いていくので、治療後は実際行った治療のみ記入します。カルテの記入時間はだいたい2,3分になります。
写真は初診カルテの左(表)、右(裏)です。
次回は、9月26日(木)です。今回、記入したカルテをみんなで共有しながら、何をどのように聞いて病の原因を追究し、どのようにカルテに記入しなければならないのかを詳しく学びます。
応用Ⅰコース木曜クラス助手:田坂