
2025年6月21日に積聚会事務局で基礎Ⅰ土曜クラス第3回目の講習会が行われました。今回のテーマは「脈診と脈調整の理論と実技」です。
まずはペアで委中刺入の練習を各10分ずつ行いました。授業開始すると直ぐに鍼に集中し教室の雰囲気が引き締まります。先生のアドバイスを受けて試行錯誤している姿も見られました。
次に今回のテーマである脈診についてその意義と方法について、酒巻先生から講義がありました。積聚治療では六部定位脈診を取り入れています。まず、六部定位の配当を頭に入れること、指の当て方を安定させることが目標になります。
初めて挑戦する方はもちろん、他の脈診を身に付けている方は余計に混乱するかもしれません。この時間だけは頭はまっさらにして、素直にそのままやってみる、繰り返してみる、そうして先生の感覚と自分の感覚を合わせていきましょう。

休憩をはさんで、前回学んだ腹部接触鍼と脈調整までデモンストレーションを見学した後ペアで実技を行いました。前回学んだ指標の取り方も確認しながら腹部接触鍼、脈診、脈調整と進んでいきます。
前回学んだことや注意しなければならないことを思い出しながら各自進めていきました。指標の触り方、脈診など各自の課題を先生に積極的に質問していました。
せっかくの時間を有効活用するためにもしっかり復習して新しく学んだことを積み重ねていけるといいですね。
夏至のこの日。これから暑い日が続きますが、体調に気を付けてがんばりましょう。
助手 高木