基礎1追加クラス聴講生の桂田です。
6月18日(土)に第3回が行われました。
会場が積聚会事務局ではなかったため、いつもとは違った雰囲気の講習でした。
今回のテーマは脈診・脈調整。
脈診は東洋医学の代表的な診断法で、教科書にも何種類か乗っていたと思います。
その中で積聚治療が取り入れているのは六部定位脈診。
左右の手首あわせて6か所を診る脈診です。
積聚治療の脈診では脈位の深浅で陰陽虚実を判断すると、スライドの図説付きで説明がありました。
テキストの図と合わせて頭に入れておくと覚えやすそうです。
脈診のあとは脈調整です。
先生は最初に「脈を調整するのではなく、精気を補って脈が整う」と確認していましたね。
左右どちらに鍼をするか指標を元に決める、という手順が初めて出てきました。
この健側・患側の考え方は今後も良く出てくるのでお忘れなく!
脈診・脈調整は、積聚治療では腹診に入る前に位置しています。
ここまでの段階の変化具合で、腹部の積と聚が分かれるという話がありました。
実技でも、実際に腹部接触鍼・脈診・脈調整で腹部が変わるのを感じれたと思います。
今回はベッドではなかったので勝手が違い、やりにくそうにしている場面がありました。
しかし、往診でこのような体勢でやる時のコツを先生がいくつか話してくれました。
意外と往診のコツを聞く機会は少ないので、いい機会になったのではないでしょうか?
次回も同じ会場なので、そういう部分も学んで練習できるとお得かもしれませんね。
基礎1コース土曜追加クラス聴講生 桂田大輔