こんにちは。基礎1東京日曜コースを聴講している小林隼人です。
基礎Ⅰ日曜コースは、先日ついに折り返しである6回目の講習会が行われました。
基礎Ⅰコースでは、積聚治療の基本治療の手順を1つ1つ学んできましたが、
今回で、基本治療の最後の手順である肩部の治療を終え、ついに一通りの基本治療が行えるようになりました。
講習会の前半では、積聚治療のカルテの記入方法が紹介されました。
積聚治療のカルテは、ローマ字や数字、記号などで記入していきます。
もちろんツボ名も英語表記です。
英語表記や数字、記号が多いのは、カルテの記入時間を短くする点だけではなく、
治療前後の変化や、治療を重ねていった時の経過も一目で分かるように工夫されているからです。
積聚治療のカルテの記入方法に慣れないうちは、少し苦労しますが、
慣れてしまうと、1階の治療内容を記入するのに、ほんの数分で記入ができるようになります。
横山先生が「カルテの記入も臨床能力の1つだ」と仰っていましたが、
1日数十人も治療される小林先生をはじめ、他の先生方は1~2分で記入されています。
小林先生の様に1日に多くの患者さんを治療される先生だからこそ、
この様に短時間で多くの情報を書き込めるカルテが誕生したのでしょう。
後半の実技では、今まで習ってきた基本治療の手順を通しで行い、
更に、積聚治療のカルテに実際に記入をしていきました。
今回はカルテの記入に慣れるために、治療をしながらカルテに記入していきましたが、
実際には、全ての治療が終わってからカルテに記入しなければなりません。
早くカルテの記入に慣れるように、カルテに記入する習慣を身に付けていきましょう。
そして、講習会終了後、前半戦のお疲れ様会が行われました。
懇親会では、積聚治療についての質問はもちろん、普段中々聞くことのできないような話、
鍼灸以外の話題も出てとても盛り上がっていました。
懇親会の中で横山先生も仰っていましたが、基礎Ⅰコースが始まってまだ6回ですが、
回を重ねるごとにみなさんが急激に上達しているように思います。
それは、横山先生や横井先生の熱心な指導のお陰でもあると思いますが、
やはり、何よりもみなさん自身がしっかりと練習をして講習会に参加しているからだと思います。
ただ、次回の講習会は、9月下旬です。
この2ヶ月間で練習を怠ってしまうと、せっかく上手になっていても、直ぐに鍼の感覚を忘れてしまいます。
コツコツ練習を重ねていきましょう。
9月にみなさんが一段と上手になっているのを楽しみにしています!!
基礎Ⅰ東京日曜コース聴講生 小林隼人