治療家の心得 原則1

写真では見づらいですので誰かが少しずつアップしてくれると思います。と、編集長に振られた感があるのでアップします(笑)。『積聚』という会報誌は現在の『積聚会通信』が始る前まで作られていた会誌です。私が入会したころには既に通信になっており、当時お茶の水にあった『積聚会センター(事務局)』から許可を得て、在庫を借りてコピーしたのを覚えています。その当時は現在のように積聚治療に関する情報が多くなかったので、貴重な資料でした。今は大変恵まれていますよ。本もあるし、原稿も多いし、勉強会も充実しているしー(笑)。さて、この治療家の心得には原則1~9まであります。毎回1原則ずつアップしていきまーす。

原則1 去る者追わず、来る者拒まず。

〇去るものの原因を思いめぐらし、治療の効果が思わしくなかったため、とするうことを原則とする。来る者に対しては,人品の如何にかかわらず、こちらの体力に応じて誠意をもって接する。

 つまり術者の力量が患者の病状に応じたときに双方の喜びがあり、その病状が術者の力量を越えた時には、往々にして患者は去る。

 喜びを覚えた患者に人を紹介する社交性があれば、さらに患者は集まる。

 金銭に対してはもちろん、すべてに対して淡々として、こだわりのない姿勢が患者との信頼関係を増す。

 患者に対しては、明るい態度で接し、たとえ家族関係の者でも話の内容を他言しない、という秘守の姿勢が、患者の信用を得ることにつながる。

 来院する患者の質は、術者の質を表す。 

写真は太子堂近くの民家の庭から顔を出していた向日葵。夏だねー。

7月向日葵