更新が遅くなりましたが、積聚会の2017年度の講習会が始まりました!
表題にも基礎Ⅰ土曜コースと書きましたが
積聚会の講習会は
基礎過程が2年間(基礎Ⅰ・Ⅱもしくは基礎集中)の後、応用過程が2年間(応用Ⅰ・Ⅱ)全部で4年間のカリキュラムで構成されています。
各コースは
講義→実技デモ→ペアになり互いに治療
という流れが基本で、講義と実技を両輪として進めていきます。
「基礎Ⅰ土曜コース」というのは、とっても大切な基礎を学ぶ過程の一年目。という事になります。
理論も実技も基礎の部分から身につけていきます。
(基礎の重要性に気づかれている方は、何度も受講する場合も有りますが、基本的には初心者に向けた内容です。)
定員も有るため、基礎Ⅰコースは土曜と日曜の2コースで行われています。
日曜コースについては、すでにブログが出ていますのでご覧下さい。
基礎Ⅰ日曜コース助手の伊賀先生の書いた報告です。
土曜コースは↓
積聚会事務局でもある「もも鍼灸院」内で行われます。錦糸町からすぐで猿江恩賜公園の傍にあります。
紹介が遅くなりました。。
この記事を書いていますのは基礎Ⅰ土曜コースの助手を担当します、高橋洋輔と申します。
基礎Ⅰ土曜コース担当講師は長谷川学先生です。
実は講師の長谷川先生も、助手の私もそれぞれお初の役目でして、慣れない点もございますが、積聚治療の基礎や魅力がしっかりと理解・体得出来るように今年一年間お手伝いさせていただければと思います。
どうぞよろしく御願いいたします。
では、初回の報告に移ります。
基礎Ⅰのコースでは、積聚治療の基礎を学ぶわけですので
その歴史(創立から現在までの流れ)、考え方、道具の使い方、治療の方法や学び方に至るまで基礎を身につけます。
積聚治療は、学校教育の中で生まれました。
その興りから「非常にシンプルな理論」という特徴が一つあります。「東洋的な考え方」を用いる事でシンプルにする事が可能となるわけですね。
それは、どのような考え方で、どのような理論なのか。というのを分かりやすく話していくのが基礎中の基礎である、基礎Ⅰの初回となります。
初回は
「積聚治療の概要」
という内容でしたね。
「精気の虚」という言葉が出てきましたが、積聚治療を理解する上ではこの言葉の理解が不可欠です。
理解までには少々時間が掛かりますが、じっくりと先生の言葉を受けながら、理解を進めていって下さい。
また、積聚治療を学ぶ上で参考文献があります。
○改定積聚治療テキスト
○積聚治療~気を動かし冷えを取る~(通称:赤本)
○続・積聚治療 精気を補う
○やまい一口メモ
○DVD 積聚治療入門
これらをまずは参考にされると良いと思います。
他の文献も非常に大切ですが、まずは上記の物からだと思います。
特にテキストは、長谷川先生の講義にも内容が出てきていますので、読み込んでおく事をオススメします。
実技デモは私をモデルにして、一通りの治療が行われましたね。
立ち位置、構え方、鍼の持ち方、治療全体の流れ(今後身につけていくイメージ)を掴めたのであれば非常に良いと思います。
今回の実技は、「鍼の持ち方・構え方・刺入方法」でした
鍼の構え方の練習の委中(BL40)刺入では、
・押手の母指・示指で皮膚を張る・痛みを感じないように構える
・鍼柄の中央付近を刺手の母指・示指で滑り降ろす(旋撚や無理に刺入はしない)
・肩の力を抜き、無理のない姿勢で構える
などがポイントでしたね。入るまでには時間も掛かりますが、しっかり練習しましょう。
今回は、ここまでとしてさせていただきます。
次回以降、また詳しく内容を紹介させていただきます!
次回は5月27日ですね!