基礎2 土曜クラス 第9回 (陽の病症まとめ)

こんにちは。基礎2土曜コース助手の小林です。
先日、9回目の基礎2土曜コース(小幡先生クラス)が行われました。

基礎2コースでは、人体を上下に分けた時の陰陽に着目して学んできました。
そして、前回までに陽の病症の中の運動器疾患や内科疾患などの講義があり、
今回は、陽の病症の総まとめをしました。

前回の実技で、曲骨と後下関の刺鍼と施灸を行いましたが、
後下関の取穴が難しかったので、今回はもう一度、後下関の取穴を確認しました。
そして、新たに極泉の取穴と刺鍼を行いました。

極泉は、陽実病症や陽虚病症の際に使用することの多いツボで、鍼も灸も行いますが、
比較的重症な時に使用するので、施灸をすることの方が多くあります。
ただ、前回の実技で百会や曲骨に施灸をした際に苦労した様に、極泉も体毛の処理をしなくてはいけないので、
しっかりと取穴・施灸ができる様になるまでは練習が必要です。

また、今回の実技は、総復習ということで、講師が受講生のみなさんの治療を受けて、反省点を共有しました。
普段、受講生同士の実習は行っていますが、講師に治療をすることは中々無いので、
きっと物凄く緊張したでしょう。
しかし、目に見えない力加減や触れ方などを細かくチェックしてもらえることは滅多に無いことなので、
貴重な経験になったのでは無いでしょうか。

先生から頂いたアドバイスは忘れずに、日々の練習や臨床の中で生かして下さい。
次回がいよいよ最後の基礎2クラスです。
臨床の中の疑問を見つけて、講義の際に先生にぶつけて下さい。