5月18日(土)に易経入門講座が行われました。
前回の易の思想の歴史に引き続き、今回は易の文献・占いの歴史でした。
先生からは「歴史的な位置づけをわからないまま本を読むと混乱する」という言葉もありました。
これから易を学んでいくにあたり、ぜひ前回・今回の内容を頭の片隅に置いておいてください。
鍼灸に易の考え方を取り入れようとしても、そもそも易の考え方を普段から使っていないとわかるようにならない。
ということで、この講座では占いを通じて易の考え方を使って理解を深めていきます。
そのスタートとして、卦・爻(=記号)や象(=イメージ)という用語が登場しました。
そして爻を3つ重ねた八卦の名前や色々な象も紹介されました。
八卦は易の基本単位として避けては通れない要素です。
特に八卦の名前と順番は宿題として出たので、今年度から受講している方は頑張って覚えて来てくださいね。
また、占いに使う道具(筮竹・筮筒・ケロク器・算木)の話もありました。
これらは7月に実際に占う際に使います。
初めての方はこちらの準備もよろしくお願いします。