12月14日(土)に易経入門講座の第8回が行われました。
今回の大成卦は「風山漸」。
先生曰く、卦辞を読むのが難しい卦です。
まず最初に伝統的(儒学的)な解釈、次に甲骨文の研究に基づいた考証学的な解説がありました。
「卦辞の解釈に正解はない」と先生は度々言っていますが、儒学と考証学で全く意味合いが違うのはその好例でしたね。
後半は翌年の運勢を占う年筮です。
本来は冬至に行うものですが、この講習会では12月の回の恒例となっています。
本筮法で占って卦を出し、江戸時代の易者・谷川龍山のやり方で読んでいきました。
その後は各々の来年の予定と照らし合わせて卦の検討をします。
皆さん、和気あいあいと出た卦について話し合っていました。
ちなみに今年の冬至は12月22日(日)です。
小林名誉会長の著書『易の実践読本』に簡単な占い方も載っているので、興味のある方は来年の運勢を占ってみてください!