先日(11/16)、積聚会事務局にて第9回基礎2講習会が行われました。講師は、横山季之先生です。
今回は
①陽の病症の補助治療
②実技:補助治療(後下関)
について学びました。
講義では、今回も陽の病症の補助治療を学びました。前回は陰の部位に位置しているツボの紹介でしたが、今回は陽の部位に位置しているツボの紹介です。これらのツボは陰虚が高じて強い精気の虚になった状態の時に使います。下半身でも坐骨神経痛や尿道の問題、そして、アトピー・高血圧・膠原病等、陽が極まってしまった状態のものまで幅広く使われます。
また、脈診と病症の関係性や、唯一病症と一致するとされる脈診(指標)について学びました。
実技では、後下関を補助治療穴として治療に追加しました。後下関は頬骨弓(上顎に繋がる)と下顎のあいだにあるツボで、陰陽の境とし、非常に影響力の強いツボです。少し取穴が難しかったようですが、受講生の皆さんは効果を感じたようです。
次回は第10回目(最終回)の講習会、11月30日です。最後になります。
寂しいですが、最後の回までしっかり学びを持ち帰って頂ければと思います。急に冬らしく寒くなってきましたので、体調を崩さずにしてください。どうぞよろしくお願いいたします。
基礎2土曜クラス助手 横井ひかり