9/10(日)に応用1コース6回目が行われました。
今回は病症についての話。
病症には①陰虚病症②陽実病症③陰実病症④陰実・陽実病症⑤陽虚病症の5種類があります。
これらの病症はどれも精気の虚の程度を表すもので、その背景には精気(生命)
の虚(弱り)があると考えます。
病症が把握できると精気の虚の状態がより把握しやすくなり、
・治療方式
・背部のライン
・手段(毫鍼、鍉鍼、知熱灸など)
を的確に選択し、患者の状態に合った刺激をしていくことができます。
そうすると、背部2行線を使用しながら、そのほかのツボ(特に背部兪穴)の使用を考慮し治療ができようになるため、治療時間の予想ができる。
なおかつ、精気を補う自分の技量を把握できるようになり、指標の触診・確認がより的確になって、治療の全体像が掴め、治療がとてもスムーズなものになります。
実習では、特に脈の状態から病症を考え、背部の順番を考えていけるようにというのを目標に行いました。
次回は、9/24(日)に7回目が行われます。