2025年度 応用Ⅰコース日曜クラス第4回

第3回の講習会では、背部のラインの使い方について学びました。今回は、道具の選択です。

積聚治療では患者さんの生命力の低下の程度によって道具も選択をしていきます。

基本的には、鍼は体に熱を起こす手段と考えています。そのため、熱を起こす生命力がある=生命力の低下は小さい場合に用います。適応病症は陰の虚、軽度の陽の実となります。

灸は、体に熱を与える手段と考え、熱を起こす生命力がない=生命力の低下が大きい場合に用います。適応病症は、陽の実、陰の実、陽の虚となります。

講習会では、髙橋先生の使用例を挙げながら、生命力の低下とライン・道具の関係について詳しく解説されました。

実技は、背部治療2行線+督脈(知熱灸)で、お互いの治療を行いました。

次回は、いよいよ方式の選択についてです。

 

 

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