今日は脈は診る方法や調整の仕方を学びました。
脈を診る際の指の当て方は、指節関節を曲げずに指腹全体で診ることがポイントです。一見かんたんそうですが、実際にやってみると人それぞれ指の長さや太さが違いますから、指節関節を曲げずに指腹全体で診るためには様々な工夫が必要になってきます。
また脈調整の時に指標になる孔最は、左右同じところを同じように確認することが大切になっていきます。そうすることで患側・健側を正確に決めることが出来ます。
ここまで教わってきた治療手順で解消された腹部の異常が「聚」になります。今日はお腹は確認していませんでしたが、ここまでの治療手順で患側の孔最や膝周囲の指標の変化を体験することができた皆さんなら、お腹にも変化は起きているはずです。
次回は腹証やカルテの記入について学んでいきますので、ここまでやってきた治療手順の確認はもちろん、用語もしっかり復習してきて下さい。