梅雨入りですね。
雨の中、全員出席。嬉しいです。
さて、今回の講義では
積聚治療の特徴、治療の流れ、接触鍼についてやりました。
積聚治療は、病気ではなく人を診る治療。主訴や病状にとらわれずに身体を診る。また、身体の変化に対応できる様に、治療手順というものがある。と、治療の特徴について、横山先生はじっくりと話されていました。
聴講させていただいています、助手の私。
やっぱり、
『積聚治療の特徴、とても魅力的』
って思います。
その一つに、
積聚治療には、基本治療という治療手順があります。これは『この病にはこのツボ!』といった病名の対するものではありません。どんな患者さんにも、基本的に、この治療手順を施します。
この決まった治療手順があることで、患者さんの状態・経過等を比較できますし、裏付けにも繋がります。患者さんの身体の変化や経過が読み取りやすくなり、施術者も治療しやすくなるわけです。
臨床者にとって大事なのは結果とその裏付けです。この二つを得て、それと向き合うことで経験と自信はより豊かになり、治療技術も上がりやすくなります。
ですからやっぱり、
『積聚治療の特徴、魅力的だなー』
と思うのです。
実技では、指標と接触鍼。
治療手順の最初の段階、表層の気を動かす作業です。
指標を取り、接触鍼をすることで身体が変化することを互いにやってもらいました。
このクラスの皆さんはとても手つきが良くq(^-^q)刺し手と押し手を同時に行う接触鍼は、最初はとても難しいですよね。まずは痛くても(笑)お腹に鍼がしっかり当たっているかが大事です、接・触・鍼ですから(._.)
そこから痛くないように工夫を重ねます。練習を重ねれば手や指の無駄な力は徐々に抜けていきます。頭で考えすぎて上手く手や指が動かなくなったときには、こんな気持ちの手段でやるのも手です!
『相手のお腹に自分の手を馴染ませる・・・相手のお腹に自分の手は馴染んでいる~ルルルルル♪』
(ルルルルルは関係ないですごめんなさい(◎-◎;))
最後に基礎Ⅰで積聚治療を学ぶ、について。
どんな治療方法にも、特徴や魅力があるかと思います。
学んでいるからには、その治療の魅力を念頭に入れ、臨床を重ねていく中で、いつか『自分の治療技術はその魅力を活かせている』と実感していきたいものです。なぜなら、その時には自分自身が確実に成長していることが分かるからです。
基礎Ⅰでは治療手順を覚えてもらうことが目標になります。たとえ今接触鍼がたどたどしくても、数ヵ月後「ちょっぴりたどたどしい!?」といった変化は進化です。
私もまだまだの身ですが、積聚治療を学んでいく上で、受講者のみなさんに少しでもそのお手伝いができればと思っています(._.)
今日で2回目の講習会でまだ始まったばかりですが、雰囲気のいい明るいクラスなので空間が良く、私も無理のない良い緊張感を持って助手をさせていただいています。
受講者のみなさん、今後もよろしくお願いいたします。今日もお疲れ様でしたm(__)m
次回は6月22日日曜日13時~です。よろしくお願いします。