基礎1土曜日クラス 第8回報告 その1

基礎1土曜クラス聴講助手の石原です。
9月26日(土)に基礎1土曜クラスの第8回が開催されました。
今回の内容は、補助治療と四肢のツボを使った積の調整についてでした。
最初は前回の再診カルテの記載方法、テイ鍼についての復習からはじまりました。
再診カルテについてはこれからも記入していくので少しずつ慣れていきましょう。
復習の後は、補助治療についてです。
積聚治療では全ての患者に行う内容の基本治療と基本治療だけでは精気の虚を補いきれない場合に用いる補助治療があります。
基本治療とは前回まで行った腹部接触鍼、脈調整、背部接触鍼、背部兪穴治療となります。
今回、教わった補助治療は背部兪穴治療を行ったあとに残った積に対して、その積に関係する経絡のツボを使って積にアプローチする方法でした。

image
デモでは脾積が残っていたため、まず両側の脾経の切経し反応のあった三陰交の反対の三陰交に鍼をして積に変化を出されていました。忘れてはいけないのが、反応のあった三陰交を変化させるのも大事ですが、積の変化をしっかりと診ることが大事であるということです。最初のうちは反応のあったツボの変化に気を取られすぎて積の確認を忘れがちです。積に対しての四肢のツボですのでしっかりと鍼をしている際は積を確認いたしましょう。

image
また、講義中に先生もおっしゃっていましたが基本治療の技量が上がってくれば精気の虚を補うことができ補助治療の割合が少なくなってくるということです。ですのでしっかりと基本治療を行いましょう。

次回は10月10日(土)に開催です。
基本1土曜クラス 聴講助手 石原