1月12日(土)に易経入門講座の第9回が行われました。
今回は64卦は「晋」「明夷」「家人」「暌」という4つの大成卦が取り上げられました。
「晋」「明夷」では易が成立した殷代・周代の歴史を交えての解説、「家人」「暌」では八卦を家族に見立てての解説がありました。
また、それぞれのペアは似たような状況でも、内卦と外卦の位置関係で意味合いが違ってくるということでした。
易では太極から陰陽に何段階か分かれることで八卦が発生すると考えます。
その図からは、分類をする・本質を見るという2つの考え方も読み取れます。
講習ではそれぞれの思考法が鍼灸師としてどのように活用できるかという、今までから一歩踏み込んだ話がありました。
他にも「艮が上卦にある大成卦」という以前出た宿題も取り上げられました。
あてはまる8つの卦とそれぞれの卦辞を検討しました。
ちなみに次回までの宿題は「離が上卦にある大成卦」。
受講生の方はしっかり覚えてきましょう!