易経入門講座 第3回報告

6月10日(土)に易経入門講座の第3回が行われました。

「易」というと一般的に占いのイメージを持っている方が多いのではないでしょうか?
もちろんそれは正解で、易は元々占いから派生してきました。
そこでこの講座でも原理の勉強と並行して占いにも取り組んでいきます。

本格的な占いは毎年7月に行うのですが、その前段階として知識を学びました。
まずは必要な易占の道具、重卦(大成卦=占いで実際に使う記号)の基礎知識、そして筮前審事です。
特に筮前審事は、いわば問診のようなもので、占うことを整理・分析する大事な行程です。
最後に筮前審事や卦の読み方の紹介として、江戸時代の達人の占例を使っての実演がありました。

前述のように次回の講座では、受講生が実際に占いに取り掛かります。
今年度が初めてで道具を持っていない方は、用意をよろしくお願いします。
インターネットで買える他、過去には木材やブロック玩具で自作した方もいましたよ!