北海道基礎1コース第7回報告 2019年9月1日

まだ暑さは残るものの、秋めいた風が吹き始めた岩見沢市で、9月1日日曜日、北海道基礎1コース第7回が開催されました。

第7回目は、「基本治療と補助治療」です。
座学では、補助治療の意義、基礎1コースで学ぶ補助治療の種類について説明を受けた後、今回行う「手足の要穴治療」について、取穴部位の範囲、選経・選穴の要領、施術と積の確認要領、治療時のポイント等を学びました。

実技では、鈴木先生から、再診カルテの記入を含め、基本治療と手足の要穴治療まで1時間以内との課題が出されました。

受講者の皆さんは、脈診、腹診と積の決定、背部兪穴の選穴等、鈴木先生のチェックを受けながら、全員課題をクリアすることが出来ました。手足の要穴治療では、選穴した健側と患側及び積の確認要領、鍼を当てる角度の重要性について指導がありました。

治療全体の流れは、治療前の準備を含め、効率的になって無駄な動きも少なくなってきているので、基本治療を確実に行いつつ、補助治療を時間内に終了できるよう、この調子で残り3回を頑張って行きましょう。
(佐藤隆史)