基礎1東京日曜クラス第10回報告 その2

こんちは、聴講助手の佐藤です!
11月15日 の日曜日、この日基礎1東京クラスは最終回を迎えました。この日は前回の天気にうって変って最終回に相応しい天気となりました。最終回の講義はスライドを用いた講義と、ビデオを用いた講義が行われました。
スライドを用いた講義のメインは、「刺激量」についてです。DSC02460
まずこれまでの講義の復習となりますが、積聚治療では病気の原因を「精気の虚」と考えます。
その「精気の虚」を補うのが積聚治療の目的となりますが、今回の講義ではさらに、虚しているからといってただ補うのではなく、患者さんの「精気の虚の程度」によって補う量、刺激量をコントロールしなければならないということでした。
その刺激量をコントロールする手段として、積聚治療では、今まで習ってきた「毫鍼」や「鍉鍼」、基礎1クラスで講義はありませんが、「三稜鍼」といった鍼の種類があります。
DSC02472それらの鍼を患者さんの「精気の虚の程度」によって使い分けます。
そのため「鍼を用いる技術」と同様に患者さんの「精気の虚の程度」を把握しなければなりません。
そんな「精気の虚の程度」を把握するために、今まで習ってきた「指標の確認」をしっかり行なわなければならないことを先生は何回も強調されていました。
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ビデオを用いた講義では小林詔司先生の治療風景を、小林先生の目線から、一年間の基礎1講義で習ってきた自分の実技内容とどのように違うのかを見てもらいました。受講生の皆さんも、ビデオに合わせて手を動かしながら確認しておりました。
その後、基礎1クラス一年間の総復習としてお互いの治療が行われました。
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今回で六月から始まった全10回の講義も終了となります。受講生の皆様、いかがでしたでしょうか?
横山先生のおっしゃられた通り、積聚治療のやり方は全て公開されておりますので、あとは習って知ったことを、出来るように練習あるのみです。

最後に一年間ご指導していただきました、横山先生、横井先生、一緒に聴講助手として入られた伊賀先生、そしていつも熱心に講義を受けられていた受講生の皆様、一年間本当にありがとうございました。

基礎1日曜クラス聴講助手 佐藤