2024年11月3日に基礎Iクラス日曜コースの第9回の講習が行われました。
今回のテーマは基本的な補助治療になります。
補助治療とは、前回まで学んできた基本治療だけでは生命力が補えない時に用いる方法で、外傷治療、基本的な補助治療、一般的な補助治療の3つがあると説明がされました。
今回習うのはこのうち基本的な補助治療の1つである四肢のツボを用いた補助治療になります。
背部の治療を終えたのちに再度腹診をして、残った積に対して同経の手足のツボ絵を使うこと、この際には手関節や足関節など腹部から遠い所から探っていくことと説明がありました。
ツボを選ぶ際には、まず圧痛または違和感を確認してこれを患側とし、鍼を行う際に健側へ鍼をすること、そして、使う穴は多くても2穴までとすることと説明がされました。
補助治療のデモンストレーションでは四肢のツボの探り方、圧痛や違和感の触り方が細かく説明がされました。
実技練習ではお互いに基本治療を行なったのちに、残った腹部の積に応じて四肢のツボの補助治療を行いました。
練習の際には受講生はテキストを見ずにスムーズに手順通り基本治療を行っていました、そして補助治療の段階では、四肢のツボを探す際には手塚先生と一緒に確認をしながら取穴していました。
補助治療も基本治療での指標の探り方と同じく、より多くの体に触れることによりみつけやすくなると思います。
助手 川浦 渉太