二回目となる今回は腹部接触鍼と脈診について学びました。
積聚治療は浅いところから深いところへと治療を進めていくという特徴があります。腹部接触鍼は一番表層の気、皮毛に刺激を与えていきます。痛くないようにランダムに(ポイントというよりはお腹の面全体に)刺激を与えられるように練習してくださいね。押し手の母指と示指、そして鍼が同時に皮膚に接触するようにしましょう。
脈診は、接触鍼の次の層、脈の部分を見ていきます。今回は手の当て方、脈の見方を練習していきましたが、次回は脈調整をしていくことになります。
腹部接触鍼と次回の脈調整で、消える腹部の異常のことを聚といいます。積聚治療の聚です。逆に言うと腹部接触鍼と脈調整で残った腹部の異常のことを積といいます。この最初の部分を丁寧にやることで、その後の治療にもつながっていきます。
次回は、今週の土曜日、六月二日です。接触鍼と脈診、そして委中の刺鍼も練習してきてくださいね。
日曜基礎Ⅰの記事でもリンクを貼っていますが、ここでももう一度、小林先生の接触鍼のリンクを貼らせていただきますね。これを見ながらいっぱい接触鍼の練習をしていきましょう。[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=g7RcS3RhvOY[/youtube]