基礎2土曜クラス聴講助手の桂田です。
7月4日(土)に行われた第3回講習の報告です。
今回の座学は下半身の病症と指標でした。
と、その前に後天的な病因としての外傷の話もありました。
外傷の処置自体は応用2まで受講する必要がありますが、問診ではすぐに活用できます。
先生も実際の問診の例を挙げていました。
本題の下半身の病症・指標は、下肢・腰臀部・下腹部に分けて紹介がありました。
多くの指標が挙げられていましたが、特に腸骨陵・仙腸関節・腰椎脊際が重要なポイントということでした。
「毫鍼は健側、灸と刺絡は患側」という補助治療の原則も話に出ていましたね。
「知識や理論より現象優先、やってみることが大事」という基礎2土曜のテーマともいうべき方針が今回も強調されていました。
知熱灸は粗艾で1.5cm辺の正三角錐を作って施灸します。
いつも同じ大きさ・固さ・質量で作れる必要があるのは先生が何度もおっしゃっていた通りです。
今回は実技の練習として、基本治療の後に両志室に3壮ずつ。
連続して次々と知熱灸を作り施灸するのに苦戦しているようでした。
患者さんの合図で取り除くのも、慣れないと緊張しますよね。
次回はテイ鍼です。
自分のテイ鍼を持って来れる人はお忘れなく!
最後に先生が見本に作った知熱灸の写真を貼っておきます。
横のライターと比べて大きさの参考にしてみて下さい。
基礎2聴講助手 桂田大輔