10月26日に、応用Ⅰの9回目が行われました。
今回は、「胸骨治療」についての講義を行いました。
胸骨治療は以前は、督脈の治療後の積に対しての治療手段でしたが、現在は原則背部兪穴が使用できない場合に用いるようになっています。ということは、実質には胸骨上4穴を使用する頻度は少ないということになります。しかし、基本治療が行えない場合にも対応できる手段を持っておくことは大切なことです。病証にもよりますが、胸骨治療を経験しておくと良いですね。
「胸骨治療」の枠組みではありませんが、補助治療で任脈上である胸骨上のツボ(例:CV20・CV16)を使用することは良くあるので、胸骨を触る練習はしておきましょう!
次回は、11月16日で最終回です。
応用Ⅰコース月曜クラス講師 森 孝史