こんにちは。基礎1東京日曜コースを聴講している小林隼人です。
先日、第7回目の講習会が久しぶりに行われました。
今回の講習会の内容は「手足のツボを使った補助治療」です。
まず、前回までの復習ですが、、、
積聚治療では、病の原因を「生命力の低下=精気の虚」と考えます。
ですから、積聚治療の目的は、病の原因となっている「生命力の低下=精気の虚」を補うこととなります。
この「生命力の低下」を補う手段として、前回までの6回で学んできた基本治療があります。
基本治療を行うことで、低下してしまった生命力を補うことが出来れば、
主訴を含め様々な症状や指標が改善していくことになります。
しかし、臨床の中では、生命力の低下(=精気の虚)が著しく、
基本治療だけでは生命力(=精気)を補い切れない場合があります。
そんな時に、積聚治療では「補助治療」を行っていきます。
ただ、ここで注意しなければいけないのは、「補助治療」の目的です。
補助治療というのは、「基本治療だけでは改善しなかった症状」に対して行うのではありません。
補助治療では「補い切れなかった生命力の低下(=精気の虚)」に対して行っていきます。
基本治療だけでは生命力の低下が補い切れなかった時に、補助治療を行っていく訳ですが、
この補助治療を行うことで、基本治療だけでは補い切れなかった生命力を補うこととなります。
それによって、低下していた生命力が回復し、主訴を含めた様々な症状が改善していくと考えます。
そして、その「補助治療」には様々な手段がありますが、
今回の講習会では、数々の補助治療の中から「手足の要穴を使った補助治療」が紹介されました。
前回の講習会から2ヵ月程、間が空いてしまいましたが、
みなさん、基本治療の手順を忘れずスムーズに治療が出来ている様でした。
きっと、みなさんご自宅や臨床の場で反復されているのでしょう。
今回の手足の要穴を使った補助治療も、基本治療だけでは主訴に変化が無かった時や、
積が残ってしまった時などに、使っていきましょう!
基礎Ⅰ東京日曜コース聴講生 小林隼人